お灸って熱い?

前回の続きで、お灸の疑問にお答えします!


皆さんはどんなイメージをお持ちですか?


「悪いことをすると、お灸をすえる」昔からこんな言葉があります。

その言葉から、お灸は熱い!と思う方が多いのではないでしょうか?


そして、昔の施術法で、お灸をしてわざと火傷をさせて、治すということも行われていました。

専門学校に通っていた頃、施術動画を授業で見たことがあります。


こういった昔からの言い伝えなどがあり、今現在も「お灸=熱い」というイメージが強いのでしょう。



しかし、私の答えは、、、



例外を除き『熱くない!!!』です。



まず、熱くない理由です。


当院では、棒灸という「もぐさを棒状にした」お灸を使い、それを専用の道具に差し込んで、施術をします。

直接肌には当てず、棒灸を出し入れすることで、皮膚との距離・温度を調節します。

直接、身体にすえるお灸ではないし、患者さんに温かさを聞きながら温度調節をするので、火傷やお灸痕が残ることはほどんどありません。


ただし、お灸をした後、その場所は赤くはなります。

この反応は、お灸の効果によるものです。

逆に赤くならないと、お灸をした意味・効果があまりありません。



さて、次は例外です。


それは、身体が冷え切っている場合です。


皆さん、真冬に外から帰ってきて、お湯に手をつけると、最初は熱く感じたり、ジンジン・ピリピリ感じた経験ありませんか?

そして、それが過ぎると、段々温かくて気持ちいいと感じるようになる。


当院のお灸でも、同じような感じで熱いと言われることは、多々あります。

しかし、その熱さは多少我慢が必要な熱さになります。


ただ、患者さんにとっては、どの熱さが我慢したほうがいいものなのか、分かりませんよね。

なので、熱いときは熱い!と遠慮せず言ってください。


私が責任をもって、皮膚の状態・赤みなどを見て、今までの経験・患者さんの症状をふまえて判断し、お灸の施術を行います。

そして、途中からは温かい・気持ちいいお灸にしていきます。



さて、ここで東洋的な考え方です。


寒くて冷えているから、熱く感じるのは何となく分かってもらえたとします。


ではなぜ、我慢して熱いお灸をするのか。


寒いと身体は縮こまります。

それと共に、ツボも縮こまって閉じている状態なのです。

寒さだけでなく、不調を抱えている患者さんも同じです。

「お灸は元気を補うもの」です。

身体に元気を入れたいのに、ツボが閉じていたら入りません!


だから、こじ開けるのです。


開いたら、後は心地いいお灸で、身体の中に元気を補充していきます。


身体に元気が加わると、気血が全身をきちんと巡ります。


さらに、東洋は「五臓六腑」を見ます。


当院では、お腹にあるツボの中から、元気が足りていない五臓六腑に繋がるツボにお灸をします。


そうすることで、内臓から元気にしていきます!


身体に元気が満ちていれば、手足の冷え性・何となくの不調・鍼だけではすぐに戻ってしまう症状など、改善が期待できます。


そして、五臓六腑を元気にすることで、免疫力の向上にもなるでしょう!


最後に、お灸の得意科目!

『お水のトラブル(浮腫み・頻尿など)』はお得意です!!!



お灸って、地味だし、温かいのは感じるけど、特に効果って分からないと思います。


ですが、みなさん!


「若いころは、、、」みたいなこと色々ありませんか?

それは、身体の中の元気が年と共に減ってきているからです。


それに気づけないのと同じで、元気が補充されていても気づけません。


鍼灸で症状が取れると、鍼ばかりがよかったと広まりますが、実はその裏でお灸が良い仕事をしているのです!


鍼灸にも、表裏があるのでしょうか?笑

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意味が分かった方は、東洋医学を知っていますね~




以上、当院の施術法と私の考え方から導いた、答えでした。


2回に分けての投稿になりましたが、お読みいただきありがとうございました。